All Aboard!

アメリカ型の鉄道模型を楽しんでいる記録です

2010-01-01から1年間の記事一覧

O-Scale Meet 2010に参加

なにかとばたばたしているうちに、もはや半年以上前の話になってしまいましたが、3月にシカゴで開催されたChicago O Scale Meetに参加した話を書いてみたいと思います。 こちらの話もすでにdda40xさんのBlogに記されているので、まずは以下をご覧になってく…

Illinois Railway Museumを訪問 (14)

長らく続けてきたIllinois Railway Museum訪問記ですが、これが最終回となります。 博物館を出る前、メインの展示から少しだけ離れたところに、多くの機関車が置かれている場所を見つけ、そこをぐるっと一回りしてきました。これから整備を進めてゆこうとい…

Illinois Railway Museumを訪問 (13)

客車を見たあとは、更にインターアーバンとか、トロリーバスとか、いろいろな建物を見たのですが、私の興味とは距離があるのと、さすがに歩き疲れたのとで、写真を撮っていません。ガイド付きツアーが一通り終わり、集合場所に戻ってきた時に、各種の信号機…

Illinois Railway Museumを訪問 (12)

次に向かったのは、Display Barn 3、Railroad Passenger Carsの建物です。この建物の中には、現役でExcursionに使われている車両を始め、数多くの客車が保存されています。一部の客車の中で写真を撮ったので、いくつかご紹介します。往時のアメリカの客車の…

Illinois Railway Museumを訪問 (11)

Diesel Restoration Shopでは、何台かの機関車が整備中もしくはレストア中です。 Green Bay and Westernの2407号機(RSD15)です。この機関車は、模型を初めて見たときに、その特徴的な低いノーズが強く印象に残ったのですが、実物で見ても似たような感覚を覚…

Illinois Railway Museumを訪問 (10)

次に向かったのは、Diesel Locomotive Restoration Shopです。何度も書いていますが、私はディーゼルに関しては、多くの知識はありませんので、写真を掲載するのみでご容赦ください。 まずは、Shopの外に数多くの機関車が置かれているのが目に入りました。 …

Illinois Railway Museumを訪問 (9)

Steam Engine Shopを後にして向かったのは、信号所です。この博物館は、ExcursionでInterurbanなどを運行しており、この信号所は現役の建物として、列車の運行制御や監視を行っています。 これが信号所の建物です。 中に入って、信号制御盤(?)を見たとこ…

Illinois Railway Museumを訪問 (8)

Steam Locomotive Shopでレストア中の大物の一つが、J. Neils Lumber Co.の5号機、3トラックのシェイです。 博物館のホームページによれば、このシェイは、法律で定められたメインテナンスを行なっているとのことです。 まずは全景。 キャブ周りに注目しまし…

Illinois Railway Museumを訪問 (7)

Illinois Railway Museumのすばらしいところは、多くの機関車や車両が走らせられるようになっていること、そして積極的にレストアを進めていることです。 このような作業を行うためには、車両を本格的に整備するための各種の工具や工作機械が多数必要となり…

Illinois Railway Museumを訪問 (6)

もう一台保存されている4-8-4が、このBlogでもたびたび紹介しているAT&SFのクラス2900である、2903号機です。 まずはフロントビュー。 第一~第二動輪から、前方を写してみました。 これは第四動輪です。動輪径は80インチ(2032mm)です。 これはサイドロッド…

Illinois Railway Museumを訪問 (5)

Display Barn 9には、各種の大型蒸気が保存されています。 これは、ノーフォーク・アンド・ウェスタン鉄道の、Y-3、2050号機です。この博物館の中で、おそらく最大の蒸気機関車だと思います。通路が狭く、うまく全景を撮影することができなかったのですが、…

Illinois Railway Museumを訪問 (4)

バーリントンのS-4を見た後、入っていったのは、"Display Barn 9: Large Steam and Electric Locomotives/Nebraska Zephyr"という建物です。ここには、蒸気を中心とした大型の機関車が各種展示されています。 まず目に入ってきたのは、これです。説明の必要…

Illinois Railway Museumを訪問 (3)

ガイド付きツアーが始まり、最初の建物に入る前に、一台の機関車が目に入ってきました。シカゴ・バーリントン・アンド・クインシー鉄道(CB&Q)の、ハドソン(4-6-4)である、クラスS-4、3007号機です。これは、1930年に、ボールドウィンで12両が製造された中の…

Illinois Railway Museumを訪問 (2)

Illinois Railway Museumに入ると、まずは屋外の展示ヤードに置かれた機関車が出迎えてくれました。 これは、イリノイ・セントラル鉄道が所有していた201号機です。Wikipediaの記述によると、この機関車は、1880年にロジャースが製造した2-4-4Tで、1949年に…

Illinois Railway Museumを訪問 (1)

O Scale Meetが始まる前日、Illinois Railway Museumに行ってきました。こちらもすでにdda40xさんが11回に分けて詳しく書かれていますので、まずはそちらをご覧ください。 Illinois Railway Museum 1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11 Google Mapsでは、以下…

Rochelleへ (4)

Google Mapsを見ながらRochell Railroad Parkに行く算段を練っている最中に、近くにインターモーダルの基地があるのをみつけました。更によく調べると、地元の人が農場にアクセスするためのものなのか、線路のそばまで伸びている道があります。ここの終端ま…

Rochelleへ (3)

Rochelle Railroad Parkを後にし、複線の交差を真横を見ることの出来る場所に移動してみました。3枚ほど写真を紹介します。 お立ち台は、この写真の左側になります。右上から伸びている路線がUP、右に切れているのがBNSFです。 お立ち台からは実感できなかっ…

Rochelleへ (2)

Rochelle Railroad Parkには、前回紹介したお立ち台だけではなく、いくつか車両も保存/展示されています。 まずは、Milwaukee Roadのカブースです。これは厳密には、公園の中ではないようですが、公園のすぐそばの踏切の近くに置かれています。 この他、2台…

Rochelleへ (1)

米国に住んでいる時、知人に、「シカゴの近くに行くことがあれば、Rochelleに行け」と言われていました。聞いたことのない名前の町でしたので、よく聞いてみると、「UPとBNSFとが、複線で平面で交差する交通の要所で、ひっきりなしに列車が通る」とのことで…

Chi Town Union Stationを訪問 (3)

Chi Town Union Stationの紹介の最終回です。 前回は、レイアウトに入って右手に進んで行った、ストラクチャーやシーナリーが整っている側を紹介しましたが、今回はその反対側の写真を紹介します。 左上に写っている明るい所が、入り口となります。御覧の通…

Chi Town Union Stationを訪問 (2)

Chi Town Union Stationの紹介を、写真を主体として続けます。 これは、入場料を払ってレイアウトに入ったところです。向かって右側は、ストラクチャーやシーナリーが整ってきています。以下で順次紹介してゆきます。 すこし奥に進んで取った写真です。スタ…

Chi Town Union Stationを訪問 (1)

Detroit Model Railroad Clubを訪問した後、Chi Town Union Stationに向かいました。詳細は、すでにdda40xさんのBlogに書かれていますので、まずはこちらをご覧になってください。 CHI TOWN UNION STATION、続 CHI TOWN UNION STATION、続々CHI TOWN UNION S…

Detroit Model Railroad Clubを訪問 (4)

Detroit Model Railroad Club訪問記の最終回として、ビデオを一本紹介します。 これは、レイアウトの入り口にある駅を出発した旅客列車を撮影したものです。 記憶が定かではなく、ビデオの解像度が低いので、確認ができないのですが、先頭の機関車は、Grand …

Detroit Model Railroad Clubを訪問 (3)

Detroit Model Railroad Clubの訪問記の第3回です。前回紹介した、レイアウトの入り口近くの街、駅、ヤードの奥に展開される、山岳地域の写真をご紹介したいと思います。 ここが山岳地域の端になります。左側に駅が配置されています。写真の左上に、前回紹介…

Detroit Model Railroad Clubを訪問 (2)

ずいぶん間が空いてしまいましたが、Detroit Model Railroad Clubの訪問記の2回目です。今回は、レイアウトの概要を写真でご紹介したいと思います。 これは、クラブの入り口の目の前に配置された街と、駅とヤードです。人が沢山立っていますが、ここが入り…

Detroit Model Railroad Clubを訪問 (1)

Dick Tomlinson氏のレイアウトを訪問した翌日、Detroit Model Railroad Clubを訪問しました。このレイアウトも、dda40xさんのBlogに詳しく紹介されていますので、まずはそちらをご覧になってください。 Detroit Model Railroad Club、続 Detroit Model Railr…

Dick Tomlinson氏のレイアウトを訪問 (3)

今回はDick Tomlinson氏のレイアウトの制御関係を簡単に紹介します。すでにdda40xさんのBlogにも詳しく紹介されているので、今更ではありますが、私なりに紹介してみます。 氏のレイアウトの特徴は、ラジコンを使った「ウォークアラウンド」システムを実現し…

Dick Tomlinson氏のレイアウトを訪問 (2)

前回に引き続き、Dick Tomlinson氏のレイアウトで撮影した写真の中から、何枚かを紹介してみます。 説明のために、前回ご紹介したPlanを再掲しておきます。 これは、Planの下側のAtwoodにある、転車台です。昨年、O-Scale Westで訪問したレイアウトのほとん…

Dick Tomlinson氏のレイアウトを訪問 (1)

ヘンリーフォード博物館を訪問した日の夜、dda40xさんの旧知の友人であるDick Tomlinsonさんのお宅にお邪魔しました。元は警察官だったということで、がっちりとした体格、はっきりと響く大きな声が印象的な方でした。お会いするのは初めてでしたが、奥様と…

ヘンリー・フォード博物館(Henry Ford Museum)を訪問 (3)

前回ご紹介したC&OのH-8の迫力に圧倒され、もうこれで十分に堪能したと思って、あまり期待もせずに周りの展示物を見ているうちに、一台の機関車が目にとまりました。Bessemer and Lake Erie Railroadのコンソリデーション(2-8-0)である、154号機です。これ以…