Detroit Model Railroad Clubを訪問した後、Chi Town Union Stationに向かいました。詳細は、すでにdda40xさんのBlogに書かれていますので、まずはこちらをご覧になってください。
CHI TOWN UNION STATION、続 CHI TOWN UNION STATION、続々CHI TOWN UNION STATION
このレイアウトは、オーナーのPaul Gribbell氏がコレクションした機関車や列車を走らせるためのものであり、それをたまたま一般に公開している、というものです。レイアウトは、スーパーマーケットを買い取った場所に建設中であり、これだけの広さのレイアウトの建設、維持は一人では不可能のため、何人かのスタッフを雇っていました。ということで、共同運営しているクラブとのレイアウトとも、完全に個人のレイアウトとも異なる、なんともいえない不思議な印象を受けました。
Paul Gribbell氏は、「旅客列車が好き」ということで、レイアウト上では、黄金時代の米国の旅客列車が、縦横無尽に走っていました。客車や機関車だけに限らず、これまで販売されてきたブラスのOスケールの主要な製品はすべて揃っている、と言っても過言ではないと思います。一見の価値はありますが、私のような一般人からの感覚からはかけ離れすぎていて、どことなく現実味が感じられませんでした。
このレイアウトで特徴的なのは、自動運転を行っている点です。制御には、freiwalt.comの制御ソフトを使い、在線検知(Occupancy Detection)には、Bruce Chubb氏の開発したものを使っている(JLC Enterpriseから販売されている)とのことでした。
相当量の列車が走っていましたが、特にトラブルもなく安定していたのは素晴らしいと思いました。線路の設置や保線が正しく行われているということなのでしょう。ただ、Paul Gribbell氏と話している限りは、動力系や、走行抵抗については、今一歩工夫が工夫が足りないかなぁとも感じました。まぁ、あれだけの数の車両の改造となると、とんでもなく大変になるのでしょうが。
参考までに、このレイアウトのパンフレットを掲載しておきます。入場料は大人4ドルです。下記に書かれている通り、このレイアウトの一般公開は、秋から初春までの期間のみですので、ご注意ください。また、URLが記載されていますが、なぜか、本来のページにはつながらないようです。
場所をGoogle Mapsで示しておきます。上記のパンフレットの住所を入れたのですが、実際には、もう少し左側になります。