本の紹介
久しぶりに新刊の本を買いました。正確には、発売が予告された時点で予約をしていたものがようやく発刊され届いたものです。 Know Thy Niagaras Tom R. Gerbracht New York Central System Historical Society ISBN 978-0-492-08187-7 New York CentralのNia…
先日、「走れ!機関車」という絵本の紹介をしましたが、その記事を書いている際にアメリカに滞在していた時に買った絵本を思い出しました。ようやく探し出したので、ご紹介します。 John Henry Julius Lester (文) Jerry Pinkney (絵) ISBN: 978-0140566…
Paul Water Kieferは、New York Centralの設計部門で、有名なHudson(4-6-4)、Mohawk(4-8-2)、そしてNiagara(4-8-4)の設計に携わり、最終的にNYCのMotive Power and Rolling Stock部門のChief Engineerとして活躍した人です。その業績をたたえ、アメリカの機…
週末の時間のある時に、近所の子供向けの図書館で絵本の読み聞かせのボランティアをしています。この図書館が最近購入した本が、大陸横断鉄道完成時の様子をよく伝えていると思ったので紹介します。 走れ!!機関車 ブライアン・フロッカ作/絵 日暮雅道 訳 …
dda40xさんのBlog他で平岡幸三さんの講演の話が掲載されています。 「品位の高い部品を作る」というのが良い模型を作る原動力とのことですが、これを読んだ私は「設計が重要」と平岡さんが主張されているのを思い出しました。 日本放送出版協会が昭和50年11…
あまり何も書かないとずるずると書かなくなってしまうので、昔話をしつつ、本を一冊紹介してみたいと思います。 趣味の本に限らず、本屋さんをぶらぶらしながら気に入った本を見つけるのが好きです。もうずいぶんと昔の話になってしまいましたが、アメリカに…
Model Railroad Hobbyistという新しい季刊誌が、今年の1月に創刊されていることを教えてもらいました。タイトル画像はこの第一号の表紙ですが、こんな雑誌見たことないし、第一何で横長の雑誌なのだ?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。それもそも…
O-Scale West参加で訪米中に買った本をもう一冊紹介します。 American Passenger Trains and Locomotives Illustrated Mark Wegman Voyageur Press ISBN 978-0-7603-3475-1 これは、全米の黄金時代の著名な旅客列車を精密なイラストで描いたものです。実物の…
ずいぶん前になりますが、The Railroad Pressの NYCの2冊組みの本を紹介しました。この本は、Edward May氏という、有名なNYCの写真家のコレクションから、未発表の写真を中心に選んでまとめたものです。氏の友人で、ネガコレクションを引き継いだ、Richard S…
ずいぶん前になりますが、Broadway Limited Imports(以下BLI)のニュー・ヘヴンのハドソンI-5の紹介をしました。このときの記事にも書いたのですが、この機関車の仕上がり、特にコストパフォーマンスはなかなかのものでした。この話をクラブのメンバーとして…
お久しぶりです。前回記事からまたまた2ヶ月近くあいてしまいました。国内外への出張が続き、blogを書く時間がなかなかとれなかったというのもありますが、一回ペースが乱れるとなかなか元にもどすのが大変ですね。 さて、前回は、Ed King氏のN&WのAクラスの…
私は『ナントカは風邪をひかない』という典型例のようで、ここ何年も風邪とは無縁だったのですが、先々週の出張の帰路で熱っぽくなり、喉の調子もおかしくなり、時差ぼけもあって、帰国後そのまま週末寝込んでしまいました。 ということで、ここのところ目指…
日本に戻ってきてもうすぐ2年になりますが、戻ってくる前に、アメリカ型を楽しむのにどういう不都合があるか、ということをいろいろと想像していました。もちろん、クラブのレイアウトでガンガン走らせることができなくなる、というのが第一番で、これはこ…
これも先日の米国出張の時の話ですが、古川亨さんの本を買ってきました。 Cumbres & Toltec A photographic tribute to America's most spectacular scenic railway ISBN: 978-0-9790113-0-6 趣味の興味の対象を広げると際限なくなるので、ナローには興味を…
写真は、Kalmbachからの最新刊で The DCC Guide How to select and use your command control system というDCCの入門書です(ISBN 978-0-89024-676-4)。これも先日出張したときに手に入れてきました。全く読む暇がないのではありますが、写真や図が豊富に使…
ワークスKさんから、Northern Pacificは本当にligniteを使っていたのか、というご質問を頂きましたので、資料をひっくり返して見ました。 以下は、1980年代前半にThomas Dresslerが著し、N J Internationalから刊行された”The First Northerns – Northern Pa…
Locomotive Quarterlyという、Metaphorという出版社が出している季刊の雑誌があります。蒸気機関車を中心とした(蒸気機関車だけだったと思いますが)、大きな写真をレイアウトした記事で構成されています。時々、面白い記事があると買っています。 たまに、…
昨日、P&LEの本を出している、KahnDog Publicationsを紹介しました。他にも、メジャーではない(と思う)のですが、きらりと光る本を出している出版社がありますので、適宜紹介してゆきたいと思います。 今日ご紹介するのは、The Railroad Pressです。ホーム…
Monte Vista Publishingという出版社があります。Southern Pacificを中心として、蒸気機関車の写真集を出しています。A4サイズで、1ページに大きな写真を1枚レイアウトしていて、価格も25ドル前後で手ごろなので、よく買っています。 日本でも西山洋書などが…